「そのからだの部分についてわたしは黙ってはいられない。それの力強さと、その体格の見事さについて。」(ヨブ記41:12新改訳)レビヤタンとはワニか恐竜の類であろう。今日世界各地で発掘された恐竜の骨格が、博物館などに展示されているが、なかには30m以上のものもあり、巨大さに圧倒される。神はそれらを苦も無く創造され、生かし、またほろぼされた。「ヨブよ、お前はアリ一匹造れないのに、レビヤタンを思いのまま飼いならせるのか。陸上の生き物も自由にならない人間が地球の大部分を占める大海と、その中に生息する無数の生ける物を支配できるであろうか。」▼前章で既に両手を口に当て、全面降伏したヨブであったが、神は挑戦の手をゆるめず、なおも迫り続ける。こうして彼は自己の極小さを徹底的に知らされ、「正しい自分になぜこうした苦しみが臨んだのか、その理由を示せ」と神に迫った、そのことがどれほど尊大深く、罪深いあり方であったかを悟ったのであった。