援助協力献金のお勧め

 世の富を持ちながら、兄弟が困っているのを見ても、あわれみの心を閉ざすような者に、どうして神の愛がとどまっているでしょう。子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行いと真実をもって愛そうではありませんか」(Ⅰヨハネ3:17-18)
 日本では年々、地震、台風、豪雨、大雪といった自然災害が増加傾向にあります。昨年の西日本豪雨災害では、避難遅れによる被害拡大も人災として問題視され、政府による避難基準の見直しも叫ばれています。それでもある調査によると、実際に危機感を持ち防災対策をしている人はわずか3割しかいませんでした。実に7割の人は自分の地域だけは、いや自分だけは大丈夫と思っているのです。岡山におられる先生から伺いましたが、岡山は地震も台風被害も少ない安全な地域だと誇っておられたそうです。しかし、昨年大きな被害を受けました。災害が起こらない場所はないのです。もう一度備蓄品や、安全対策などこの機会に見直してみたらいかがでしょうか。水、食料など必要なものをぜひ備蓄しておきましょう。それが万が一の時に役に立つのです。
 それと同時に、災害に備えるというのは、自分のためだけではないのです。皆さんが3日間の家族分の水や食料等を備蓄しておいたとします。それを災害があった時集めたら、それだけで結構な量になります。緊急の場合には、それを被災地に届けていただきたいのです。たとえ自分の地域には問題がなくても、必要な人、神のあわれみを必要としている人たちは大勢いるからです。東日本大震災の時でも、一挙に水や、ガソリン、電池など必要なものが枯渇しました。被災地に運ぶための買い占めもありましたが、地震後に自分たちのために買い占めた人もいたからです。その時には、自分たちの分を確保するのではなく、むしろ、確保していたものを出すのです。そのことが出来るかできないか、それは、誰を兄弟とみているか、また、どこまであわれみの心を持っているかということにかかってきます。
 「私たちは、ことばや口先だけで愛することをしないで、行いと真実をもって愛そうではありませんか」と、神は私たちに語りかけています。特に、援助協力の働きはそうですね。どれくらいささげたからと言って見返りを期待できるものではないからです。見返りはないのです。だからこそ愛をもって行わなければできないことなのです。ぜひとも、普段から援助協力献金にご協力ください。援助協力献金は、被害を受けた教会とその地域の方々への支援活動をするために使われます。また、兄弟団の教会や交わりのある教会の支援にも用いられます。また、当該地域に兄弟団の教会がない場合には、JEAやその地域における超教派団体などを通して支援活動をしていただくために献金としてささげています。行いと真実をもって愛す働きをさせていただきましょう。

総務局長 澤村 信蔵



戻る